退職のお菓子「しょぼい」問題

職場のお悩み

退職のお菓子の予算って迷いませんか。調べると「退職のお菓子しょぼい」「退職のお菓子がシャト○ーゼ」などブラックなコメントもちらほら。結局、何を渡しても文句を言う人は言います。そうなると大事なのは自分の気持ちや心意気だと考えています。過去に2度ほど転職をした私としては、後々気持ちいい出発をしたい場合は、「迷ったら高い方を選ぶ」が結論です。

退職のお菓子がしょぼいと言われる理由

結局のところ、文句言う人は言うんです。お菓子の値段やブランドなどでケチをつける人が。人の門出や人生の転機を素直に受け止められない人が大抵は文句を言っています。あるいは、退職者のこれまでの働き方や職場との関係性も込められている場合もあり、ネガティブな声は少なからず発生します。

静かに辞めていく人、クッキー1枚の人、少し立派なお菓子の人、丁寧にメッセージを付けたプチギフトのようなものを配る人、本当に様々なので、同じタイミングで退職する人が出てきたら、比較対象となるケースもあります。

退職のお菓子はいらない?自分の心意気次第!

なんなら、退職のお菓子自体は必ず配らなくてはいけないものでは、ありません。あの人配らなかった、しょぼかったと言っても、時が経てばみんな忘れていきます。あまり気が進まない場合も形式的に配るのが無難(一般的なところや業界で接点があるなど)です。

それならば、退職のお菓子については、自分の心意気次第で向き合えばいいと思います。職場の退職についても、自己都合や会社都合、自己都合と言っても、転職だけでなくて、家族や体調の都合など様々です。自分がどれだけ職場の転職に納得感があるのかを基準に考えてみてはどうでしょうか。

退職のお菓子は迷ったら高い方!

これは私自身の体験談ですが、2度転職をしています。1度目の転職はまだ20代少しで世間知らずなところもありました。各部署に箱入りのお菓子を持って行ったのですが、新生活の出費や今後の不安から、気が滅入っており、「このくらいで大丈夫か?」と迷って、無難な安い方を選んでいました。百貨店で選び、常識的に悪いものではなかったと思いながらも、やや後悔が残っています。 

 2つ目の職場を去る際は、引越しが理由。本当はもう少し働きたかった気持ちもありました。1度目の体験も踏まえて、迷ったら高い方を選んでいくと、退職のお菓子に対して、「これで大丈夫かな?」という迷いはなくなる。また次の場所で頑張ろうと少なからずポジティブに切り替えることもできました。

したがって、その瞬間はお財布は痛みますが後々のことを考えると、ずっとその出費が続くものでもないので、予算が許すのであれば、迷ったら高い方!が気持ちも前向きになるため、おすすめです。

退職のお菓子は自分のためにも

退職のお菓子はこれまでお世話になった会社や職場への感謝を伝えるものとされていますが、一方で自分自身が新たなステップへ進むための踏ん切りの様なものだと捉えていいと個人的には考えています。「こんな職場にお金をかけたくない等」と思う場合もあるかもしれないけど、前向きなものにするという捉え方も1つの選択肢へ加えてみてはいかがでしょうか。

また退職後は、すぐに関係が切れるわけでなく、保険証の返却、保険の切り替えや源泉徴収のことなど、いくつか手続きも必要になるので、その点も留意は必要です。

 

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