２０代、３０代とふとしたタイミングで起こる漠然とした悩み。「自分はこのままでいいの？」「何者でもない気がする」「他人の暮らしぶりと比べてしまう」など。１つ知識的な解決方法があるとしたら、クォーターライフクライシスといわれる概念があるということです。
何者でもない自分に劣等感を感じる
ふとした時に感じる「何者でもない自分」について。２０代、３０代は周囲のライフステージが変化する時期。例えば仕事でも役職に就いたり、起業する人もいる。また家庭を持ったり、子供が生まれて父親や母親になる人もいる。本当にさまざまです。そうした中で、ふと「自分は何も変わらないな」など漠然とした悩みや劣等感を抱くことも起こり得ます。その正体はなんなのでしょうか。
２０代や３０代は比較しやすい時期
どの年代にも課題があったり、起こりやすい出来事というものがあります。特に２０代や３０代はこれまで学生生活が終わり、社会に出たところで生活がどんどん変わる時期。そうした周囲との比較において、ふと、モヤモヤする感情を持つ頃が起こりやすくなる時期ともいえます。
クォーターライフクライシスと言う概念
心理学を勉強したりしていたのですが、たどり着いたのは「クォーターライフクライシス」と言う概念です。
一般に人生の4分の１が過ぎる年代に感じやすい、漠然とした不安感や生きづらさなどを感じて、閉塞感を持ったり、幸福感が低迷しやすいなど２０代や３０代の人が陥りやすい心理傾向のことです。
「あぁ、まさにそうだなぁ」「そんな時期なんだな」と思うことができれば、少し楽になれるかもしれません。人間、理由がわからないことには不安を感じやすくなります。根本的な解決には至りませんが、漠然とした不安の正体がちらっとでも見えると、不安感との距離の取り方を掴むヒントになります。
ありのままの自分を受け入れることが未来につながる
不安感を払拭するための行動に出るエネルギーがあれば、それもよし。この時期の過ごし方を考えて、自分が何を望んでいるのか、どうすれば叶うのか、行動することで良い形で昇華する人も出てくる。
それは１つの例ですが、共通して大事なことは、
この時期にありのままの自分と向き合うことです。人と比べず自分自身を見つめることはそんなに簡単ではありません。でも乗り越えた先には、もうちょっと肩の力を抜いて過ごせる自分がいるかもしれません。
できなかったことを１つ責めるなら、できたことも１つ考える。
辛いことを無理してしまったら、頑張ったねと声をかけてあげる。
意地悪な人とは距離をとっていい。SNSも見なくていい。
自分に優しく、過ごしていく習慣を考えてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
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